2013-01-01から1年間の記事一覧

親権者監護権者の変更(判例)

子の利益のため必要があると認めるときは、家庭裁判所は、子の親族の請求によって親権者を他の一方に変更することができる(民819条6項)。 親権者の変更は義務の放棄を含むので、親権者の指定と異なり、父母間の単なる協議ではできず、必ず家庭裁判所の審判…

「同盟を結んだ親」による片親疎外

同盟を結んだ親の性格や否定的な信念そして行動 同盟を結んだ親側に見られる一連の行動が、子どもを他方の親から疎外していくプロセスに与える影響については、ワラスティンとケリー(1980)によってもつとに指摘されている。絶えず繰り返される同盟を結んだ…

リチャード・ウォーシャック博士(Dr. Richard Warshak)のサイト

Dr. Richard Warshak’s groundbreaking research, trenchant challenges to gender stereotypes, and passionate advocacy for children have made him one the world’s most respected authorities on divorce, child custody, and the psychology of alien…

片親疎外の中ででっちあげられる虐待

■虐待のでっちあげ 親と引き離れた子どもは、つまらない、たいてい馬鹿げた理由で親を拒絶します。しかし、ある割合の子どもが訴える理由は、くだらないとはとてもいえません。そうした子どもが訴える理由は、離婚問題にかかわる専門家に、監護権訴訟の「核…

ようやく加盟

参院委、ハーグ条約案を可決=22日に本会議で承認 時事通信 5月21日(火)12時57分配信 参院外交防衛委員会は21日午後、国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを規定したハーグ条約の加盟承認案を全会一致で可決した。22日の参院本会議で可決、承認される。…

子どもを病的な片親疎外にされた時の別居親(片親疎外の標的にされた親)の取るべき態度

4.拒絶された親の対応 子どもが"離婚毒"に感染した兆候を示し始めたとき、標的にされた親の対応が、最終的な結果に決定的な役割を果します。この章の最初で示したアドバイスを実践する別居親は、子どもが片親疎外に抵抗できるようになる可能性を高めるでし…

ハーグ条約関連のニュース

国際結婚破綻後の子どもの扱いが問題に、加盟が議論されているハーグ条約とは THE PAGE 5月20日(月)12時59分配信 国際結婚の増加で、結婚破綻後の子どもの扱いが問題になるケースが増えています。米国などからも国際的な協力のしくみであるハーグ条約への早…